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私たちの「森林浴住宅」は板倉構法で建てます。
「板倉構法」とは、古くから、奈良の「東大寺」の一部としてユネスコの世界遺産にも登録されている「正倉院(しょうそういん)」や、三重県の「伊勢神宮」などに使われてきた伝統的な建築技術から生まれました。
4寸角(120mm)の柱に溝を彫り、その溝に1寸(30mm)の圧板を落とし込んで壁を作っていきます。
一般的な木造住宅に比べ木材使用量は2~2.5倍。全て国産無垢材(徳島杉)を使った、健康な木造住宅です。
板倉の落とし込み板には、「セーフティボード(SB材)」という建材を使います。
セーフティボードとは、杉の足場板の産地として知られていた徳島県で規格化された幅135mm×厚さ30mmを基本として展開する徳島産の杉板で、もちろん無垢材です。
SB材の規格にはA材、B材、C材があります。
それぞれ価格が違うため、床や両面が見える内壁などには木表が赤味がちで色が美しく、両面が見えがかり状態の良いA材を。
内壁、現し部分の屋根野地、外周部壁などには片面の見えがかり状態の良い板を選別したB材を。
隠れる部分の壁、屋根野地にはC材を、といった具合に、用途によって使い分けます。
働き巾 | 厚さ | 長さ |
---|---|---|
180mm | 40mm | 4,000mm |
180mm | 30mm | 4,000mm |
135mm | 30mm | 4,000mm |
145mm | 15mm | 4,000mm |
145mm | 12mm | 4,000mm |
A材 | B材 | C材 |
---|---|---|
床、両面が見える内壁などに適しています。 | 内壁、現し部分の屋根野地、外周部壁などに適しています。 | 隠れる部分の壁、屋根野地に適しています。 |
木表が赤味がちで色が美しく、両面が見えがかり状態の良い板を選別したものです。 | 片面の見えがかり状態の良い板を選別したものです。 | 強度など物理的な性能はA、B材と全く変わりません。 |
板倉構法は、国土交通省で定義された、地震の揺れに対する壁の強度を現す「壁倍率」が2.2倍という高い評価を取得しています。
耐震性が高く、粘り強く復元性があり、崩壊を生じさせない安全・安心な構成であることが実証されました。
私たちの考える「住まい」とは、住まい手が、家族ひとりひとりが「健康に」暮らせる空間です。
家族みんなの価値観やライフスタイルに当てはまる「理想の住まい」をつくる事ができれば最高です。
家族みんなにとっての、「理想の住まい」に少しでも近づけていく手助けをするのが私たちの仕事です。
なぜ家を建てるのか。
その目的は何なのか。
それは「家族が幸せに暮らすため」だと思います。
家族みんなが幸せでいるための家づくり。
そのためには、まず「健康」が第一条件だと私たちは考えます。
森林が国土の67%を占める森林大国、日本の木材自給率はたったの2割。国産材を使うことは、日本の林業を活性化させ、日本の森を守ります。
国産材人気、外材単価の値上がりで平成元年の水準に戻りました!これからは国産材の使用がどんどん増えていくといわれています。